令和7年度 ITしごと体験 ビデオ&ミュージック クリエイターコース 活動報告
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ITしごと体験 とは?
目的:自分の人生を自分で創る「主体性」を育む
「ITしごと体験」は、プログラミングやデザインといったITスキルを単に教える場ではありません。その本質は、デジタル技術を手段として使いながら、子どもたちが「能動的に自ら考え、気づき、行動する」習慣を身につけることを目的とした体験プログラムです。
将来、自らの意思で人生を切り拓いていくために不可欠な「主体性」を育むことを目指します。
最大の特徴:「失敗」を歓迎する環境
本プログラムでは、子どもたちが楽しみながら挑戦できる、心理的に安全な環境を何よりも大切にしています。その中で、誰よりも早く、数多くの「取り返しのつく失敗」を経験してもらいます。
失敗は決して悪いことではなく、自分なりの「成功」にたどり着くための貴重な学びであると捉えています。何度も試行錯誤を繰り返すプロセスを通じて、粘り強く課題に向き合う力と、自分だけの答えを見つけ出す力を養います。
講師の役割:「先生」ではなく、共に走る「伴走者」
講師は、知識を教え込む「先生」として子どもたちの前に立つことはありません。一人ひとりの可能性を信じ、その挑戦を隣で支える「伴走者」として関わります。
そのため、「こうしなさい」といった指示は一切行いません。代わりに「こんな方法もあるけど、あなたはどうしたい?」と問いかけ、子ども自身に考え、選択し、決断する機会を数多く提供します。この対話を通じて、子どもたちの内なる意欲を引き出します。
ご家庭が、子どもたちにとって心から安心できる『基地』であるとすれば、私たちの役割は、思い切り失敗ができる『冒険の場』を提供することです。第三者の立場から、先回りして助けるのではなく、子どもたち自身の『やってみたい』という気持ちを見守り、尊重します。
私たちが伝えたいこと
周りの大人は、子どものことを思い、さまざまなアドバイスをします。しかし、その子の「人生の責任」を代わることは誰にもできません。この体験を通して、子どもたちには「自分の人生は、自分自身で考え、創り上げていくしかない」という大切な事実に気づいてほしいと願っています。

ビデオ&ミュージック クリエイターコース

講師
合津 渉 (合同会社アズミックトラックス 代表・音楽制作)
大蔦 雅樹 (合同会社アズミックトラックス・映像制作)
前原 誉宜 (地域おこし協力隊・ポッドキャスト制作)

中学生 制作作品 | 制作テーマ 「交流センター かえで」プロモーションCM

受講ダイジェスト映像
