特定外来生物の駆除にご協力ください
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:279

特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除にご協力ください
気候が暖かくなり、特定外来生物である「オオキンケイギク」の花が咲き始める時期となりました。
オオキンケイギクは北米原産の多年草で、5月~7月にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせます。
強靭でよく生育することから、以前は工事の際に法面緑化に使われてきましたが、、群生して在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則禁止となっています。(これらの項目に違反した場合、最高で個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科せられます)
町の環境保全のため、オオキンケイギクの駆除にご協力をお願いします。


駆除のポイント
- 種子の拡散防止のため、種をつける前(花の咲き始め)に駆除すると効果的です。
- オオキンケイギクは多年草のため、根や茎が残っていると翌年も生えてくる可能性があります。駆除する際は根ごと引き抜いてください。
- 抜いたあとは2~3日程度天日にさらすか袋に入れて枯らし、十分に土を払ったうえで可燃ごみとして処分してください。

特定外来生物とは
もともとその地域にはいなかったのに、人間活動によって、他の地域から持ち込まれた生物「外来生物」のうち、地域の自然環境に大きな影響を与えたり、農作物に被害を与えたりするものを法律により『特定外来生物』として指定しています。(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)
特定外来生物の被害を防ぐため、飼育、栽培、保管、運搬、譲渡等は原則禁止されています。
長野県ホームページ「外来生物について」(別ウインドウで開く)

池田町での被害
特定外来生物の中には、繁殖力が特に強くあっという間に増えてしまう種類があります。いったん広がってしまった特定外来生物を駆除するためには、大変な労力と時間、費用がかかります。
長野県では特定外来生物132種のうち19種が確認されていますが、池田町ではその中でも「オオキンケイギク」と「アレチウリ」の被害が深刻な問題となっています。
特定外来生物の拡大防止と駆除にご協力をお願いします(チラシ)
チラシ (PDF:1.06MB)
オオキンケイギクとアレチウリの駆除をお願いします。
長野県で作成した「長野県版 外来種対策ハンドブック」に特性や駆除方法がまとめられています。対策の参考にご活用ください。(長野県ホームページへのリンクです)