池田町土地開発公社（以下「公社」）は昭和48年の設立以来、地域の秩序ある整備と町民の福祉の増進に寄与することを目的として、公共用地の先行取得や住宅地の造成事業などを行い、町制の発展に寄与し大きな役割を果たしてきました。

　しかし、近年の社会情勢の変化の中で公共用地の先行取得を行う経済的メリットが薄く、当初の目的及び役割を果たしたものと判断し、令和2年5月の公社理事会において解散が同意され、同年9月の町議会の議決のうえ、長野県知事の解散認可を受けて、同年10月26日付で解散しました。

　その後、清算手続きを進め、令和3年2月の公社清算人会において清算結了の報告が承認され、同年2月15日に残余財産現金4,279万1,554円及び土地4筆を出資団体である町に引き渡し、清算結了しました。