わがまち散歩道


相道寺焼窯跡

相道寺焼は江戸時代の明和4年(1767年)、池田組相道寺村の仁右衛門が地元から採れる特殊な白土を原料に、美濃国の伊保屋与平に試作させたのが始まりといわれています。
以来、約100年もの間、生活雑器を焼き続けましたが、交通の不便さと機械による他県の量産に太刀打ちできず、明治初期に窯場は閉鎖されました。
その後、昭和43年7月、相道寺焼の全容を明らかにしようと窯跡の発掘調査が行われ、窯は山の斜面を利用した全長17b、12段の登り窯で県下の古い窯のうちでも最大級であることが判明し、陶器約3000点の残片も出土しました。これがきっかけとなり46年には窯が再興され、窯の魂は形を変えて現在まで受け継がれています。

(町指定文化財・昭和51年9月1日指定)