町の考えを問う(議員8名が一般質問)
 

中学卒業までの医療費無料化を・・・・・・服部久子議員
町長他の福祉医療とのバランスを考えて対処する

中学卒業まで医療費無料化を要求する。
 
県下81市町村の内、中学卒業まで無料化は
22町村ある。他の福祉医療とのバランスを考え対処する。
町の保育料滞納者は割合で県の2倍になっている。一割の引き下げを要求する。 他市町村と比べ高くない。引き下げるつもりはない。
高校生の通学費は大きな負担だ。二割の支援を要求する。 義務教育ではないので考えていない。
 
子育て緊急貸付制度をつくってほしい。 社会福祉協議会で低所得者世帯に貸付制度がある。県の制度もあるので、利用してもらいたい。
生活保護母子世帯の母子加算が廃止になる。町独自の支援を。 平成21年から15才未満の母子加算も廃止になる。国の「ひとり親世帯就労促進制度」が創設され活用されたい。
育児休業制度の普及を図れないか。
 
10月に女性の働き方調査を実施予定。商工会理事会が2ヶ月に一度あり、理解を求める。
子育ての町を充実させ、アピールし、活性化につなげないか。 県内で子育て支援センターなどの活動が注目されており、町内外にも知らせる。
労働窓口の設置
若者の使いすて雇用が広がっている。身近に労働相談窓口の設置を要求する。
心配ごと相談所を開設している。職業安定所と相談して移動相談所ができないか検討する。
各公民館の耐震対策の支援を
住宅の耐震補強が進まない中、各公民館の耐震補強に町の支援を要求する。
各自治会所有の建物は34棟あり、昭和56年以前の建築が15棟ある。集落センター整備事業で町単独で補助制度がある。該当すれば改修に200万円まで補助がでる。
町では地震速報システムを導入するか。 10月から始まるので研究し、様子をみる。
戻る
 

歴史と文化の伝承と保護は・・・・・甕 聖章 議員
教育課長 町の責務と考える

池田町には、多くの遺跡、文化財が残されている。学校教育にはどのように取り入れられているか。 小学校では「てるてる坊主の館」「旧学問所跡」など学び、遠足には「鬼の釜古墳」「登波離橋」
「俳句坂」を取り入れている。農業に関る伝統、文化など学習し、地域の祭りや行事にも参加している。中学校では、総合学習で自然地形や歴史文化を学んでいる。先生方には、研修などを通して触れてもらう。
文化財が盗難などの危険にさらされている。その保護は。 文化財保護委員会では年一回パトロールを実施。古文書については防虫剤を配布している。盗難防止策を検討したい。
大正・昭和の歴史の伝承は。 行政だけでなく、社会全体で伝承していく視点が必要。関わりのある団体と協力して後世に残していく。
歴史、文化の資料館の設置を要望するが。 浅原六朗文学記念館の改修にあわせて、資料館としてのスペースをとりたい。
図書館とも繋げて有効利用したい。
公共施設の運営について
指定管理者制度など運営の見直しを検討している施設はあるか。
11の該当施設があるが当面は直営で運営する。
利用者の町内、町外により、料金の差をつけてはどうか。 10月より町内の利用者は規定の二分の一が減額される。
創造館のピアノは「スタンウェイ」という優れた機種のようだが、アピールして利用頻度を高めてはどうか。 週3人に弾きこみをしてもらい、ベストの状態にしている。ピアノ教室等年間行事も検討する。
パターゴルフ場の利用度を高めては。 料金を下げ、利用しやすくした。
創造館マレットゴルフ場の整備を。 プレイに差し支えないよう整備したい。
活性化施設の状況は。 売り上げは1ヶ月平均300万円である。
戻る

 

核兵器廃絶・軍備縮小・平和の町宣言のあり方・取り組みについて・・・小野 宏 議員
副町長 町民の意思を尊重し検討する

この宣言に対し町として、今後どう取り組んでいかれるか。 現在町には各種宣言があり、夫々の担当において宣言の趣旨に沿って事業促進をしている。町民からの声が盛り上がり、実行委員会と町民自らの意思で立ち上げられるならば、行政としてもサポートする。
町民の間で「上原良司の集い」開催の計画が進められているが、その活動をどう思うか。 町民の皆さんが夫々の思いを持って活動され、自主的に進めることは、結構なことと考える。
「上原良司の集い」を行政との合同企画で子どもたちと共に、改めて平和を考える機会として、継続的に開催することができないか。 上原良司生誕の地に町内外の多くの有志の皆さんの浄財により、立派な碑が建立されたことは、建設用地を提供した町としても良かったと思う。上原良司の残した平和への願いを、多くの人々が
共に後世に伝え、平和を維持し、推進していかなくてはならない。
町内には戦地に赴き散っていった多くの方がおられる。行政としては、その先人の方々とは別に上原良司のみを対象にした集いを例え合同であっても現時点で開催することは困難であり、今後充分検討する必要がある。陳情により、平和宣言を行い、シンボル像も建立した。ここを中心に実行委員会
等が将来を担っていく子どもたちと共に、平和を考えることができる集い等を実施される場合は、行政としてサポートを考える。

戻る

 

医療保険料の年金からの天引きは問題・・・山本 久子 議員
総務課長 法的には問題がない

来年4月から75歳以上の方は、新しくできる「後期高齢者医療制度」に組み入れられる。平均保険料は6千200円位になる見込みで、2年ごとに改定され、医療費の増加により値上げされる。
介護保険料と同じに、年金から天引きされる。これに便乗して74歳までの方々も天引きされる。本人の同意を得ないで実施するのは、問題ではないか。
高齢者世代と現役世代の負担を明確化し、公平をはかるために必要な制度と考える。年金からの天引きは法的には問題がない。
健康診断が大きく変わる
40歳から74歳の方々にメタボリックシンドロームの改善を中心とする「特定検診」が義務づけられる。国は受診率や改善率などの成績の悪い保険者には、ペナルティを課すと言っている。今までの検診項目から削除されるものもあり、75歳以上の検診は努力義務となった。町独自の対応を。
ペナルティによる負担の差は最大2千100万円くらいになる。国は、指導強化につとめて成果が上がった保険者を評価するために、この制度を作ったと考える。
池田町の特徴として、肥満でなくても、糖尿病になり人工透析を受けている患者もおり、国で定める項目だけでは発見できない場合もあるので、町財源での上乗せ検診を考えている。75歳以上の方の検診は県の広域連合で行うことになっている。
低所得者向けの住宅を
旧上原商店跡地整備が、合計1億8千300万円の経費を要して、終了した。周辺の土地購入も、検討すると聞いているが、高齢者や子育て世帯など、低所得者を対象とした住宅建設を行って欲しい。
跡地に低家賃の住宅新設を行うことは、考えていない。町営住宅の空き家のリフォーム等で対応したい。
跡地利用は、周辺用地の確保問題と合わせて、結論を出したい。

戻る

 

県営中山間地域整備事業の進捗状況は・・・・・櫻井康人 議員
振興課長 精力的に行っており平成22年には全て終了したい

整備の遅れている東山山間地域において、農道農用地改良、用排水路活性化施設建設等を整備し、地域の活性化と地域振興を図る目的で行われている標記の件について現在までの進捗状況を聞きたい。 この事業は、全体事業費13億2千万円で平成14年度から20年度を目標に行っており、26メニューにより実施している。農業生産基盤整備では、用排水施設整備で8個所が終了。事業費ベースの進捗率72%。農道整備では
5個所の終了で26%。農用地改良事業では1個所の終了で7%。交流施設基盤整備では平成20年度の完了を目指す。生態系保全施設等整備は花見地区のホタル水路整備で終了。農村生活環境基盤整備では農業集落道が対象で渋中地区で終了。活性化施設は本年5月から活用されている。以上26事業中16が終了し、進捗率36%で、残された事業も平成22年度中には全て終了したい。
畑地帯整備事業で終了した渋田見工区の状況と社口原の使用計画は。
渋田見工区は5haで2.5haを貸地、2.5haを自作地と考え、貸地についてはプロジェクトチームを作り借主を募っていく。社口原は7haを予定しており、自作地の他桑茶、ソバの栽培を計画している。
不法投棄に対し町の対応
不法投棄監視連絡員からの報告に対し、町の対応が遅いとの苦情多い。
不法投棄監視連絡員設置要綱を平成14年度施行、10名の監視員が月2回巡回、不法投棄発見時は詳細を報告。毎月業務報告書を提出して頂き感謝している。報告により回収可能な物は即回収している。山間地、谷川等での不法投棄物はクレーン等使用の為、時間がかかる。又他にも多分野での苦情、質問等有り、即対応が難しいケースも多い。限られた人員の中で協力し合い、今後も効率的に処理したい。

戻る

 

カラスの糞害対策を早急に・・・・・宮ア 康次 議員
振興課長 振興課長300羽の駆除を申請している

カラスの糞害がメインストリートで特にひどい。どのような対策を取っているのか。 8月上旬に県道松川線の電線に中部電力の協力により、黄色の保護材を巻いたら、大町線沿の電線に移動した。職員が夜中に見回りをし、下から強力なライトを照らし追い払っている。今年度は300羽の駆除を申請しており、かなりの効果を期待している。市街地に集まることから銃による駆除が出来ないため、その他の捕獲を検討する。夜間に飛来すること、いくつかの群れがあること、昼間のエサ場の確認ができていないこと等、いくつかの問題があるので、県及び近隣町村との協議を行い対応する。
猿による被害も増えている。モンキードックの効果は。 猿の被害は、昨年までは堀の内集落及び大峰への出没であったが、本年に入り、中島、滝沢、陸郷地区日向、広津地区法道、平出、楡室までの広範囲に出没する。この猿群は大町市三日町猿群で、北は海の口から池田までが行動範囲である。本年3月に有害鳥獣対策協議会を設立し、出没数を40頭と確認し、駆除数を20頭として県に申請し、許可を得た。猟友会の協力を得て、落葉したら、駆除に取り組む。
モンキードックについては、堀の内と広津に配置し、2名の方の協力で2頭を育成し、訓練所に入校して訓練中である。1頭は11月頃から、もう1頭は来年の3月頃から出動可能となる見込み。
少子化対策
少子化対策に若者の意見を取り入れるため、話し合いの場と、町のホームページを使って、検討してもらう場を作ったらどうか。
20〜30才を対象に「少子化対策」等のテーマを決め、町長と語る「ふれあいトークIKEDA」の開催を検討する。町のホームページを使ってアンケート実施も検討する。

戻る

 

池田町の伝統文化の継承保護と観光振興について・・・桂川哲三 議員
教育長 教育長自治会等組織と相談し、適切な方法を検討する

町長

伝統文化の継承保護は、少子化により、担い手が不足している。地区を越えて募集が出来ないか。 町内異年齢の子どもがお囃子の練習に関わることにより、連帯感が生まれる。地域で人を育てる大切な役割も高く評価できる。担い手等を地区を越えて募集することは、年番の考え方による。
お囃子の楽譜など、祭りの要素を記録する組織が出来ないか。 お囃子の楽譜の記録を残すために、保存会ができている町内もある。保存・伝承方法は、DVDやビデオに収録し、受け継いでいる。
伝統文化を、掘り起し、守ることを全町的な活動にするため、行政の発案と支援が必要と考えるが、いかがか。 伝統文化を掘り起し、守ることは大切だ。全町的な活動にするための行政の発案と支援は、一方的に進めるわけにはいかない。自治会、氏子総代、保存会と相談しながら、どんな方法が適当であるか、検討課題とする。
祭りによる町活性化を進めるには大きな力が必要だ。子どもの健全育成と交流に始まり、無形文化の保護育成など、世代を超えた活動で、「我が町の祭り」という誇りが生まれる。これは町政運営にとっても、「協働」を目指すなかで有益である。政教分離をしたうえで、祭りを生かした町活性化は出来ないか。 池田町には多くの伝統的な祭りがある。祭りは本来「奉納の神事」である。近年は観光の目玉に挙げる地区が多くなり、池田にもそれに匹敵する文化がある。街づくり推進室、振興課観光商工係とも話し合いながら、地区の氏子総代、有志、観光協会、商工会の意見を伺う機会を持ちたい。街の文化財を広くピーアールし、「街中ウォーキング」コースとして、町内の文化財の良さを歩きながら体験して頂きたいと思う。
戻る
 

元気な高齢者に憩いの場所を設置できないか・・・・・内山 伸子 議員
福祉課長 福祉課長 福祉会館ボランティア室を開放する

町長

町民が受けられる福祉サービスは大変充実していて「福祉の町池田」と評されていることに安心してきた。しかし、一方では高齢で元気に生活している方々には福祉サービスが少ない。高齢者同志が気軽に集まれる憩いの場を設置する考えはないか。 昨年の介護保険法改正により基本視点の柱として高齢社会の構築があげられ、予防重視型へシステム転換となり、地域での自主活動に重きを置いている。高齢者同志が気軽に立ち寄れる場所として、福祉会館の一階ボランティア室を解放するので利用していただきたい。利用者が増えれば大きい部屋も考える。行政が関与するのではなく自由に使って、地域の中でお互いに支えあっていただきたい。輪が広がる事を期待する。
高齢者は自宅入浴時に不安を感じるが対策は。 高齢者の風呂での事故や病気は、多く発生している。入浴に不安のある方は「やすらぎの郷」の風呂を利用するのも一つの方法である。
後期高齢者医療制度についてどう進めるか。 平成20年4月1日の段階で町内では千750人が対象となる。住民への理解は現時点では政省令が公布されていないので、公布され次第広報すると共に、住民懇談会を予定する。
保険料については11月に県広域連合で決定される予定。又、この保険制度業務を担当するにあたり、今は二つの課がやっているが、組織の見直しをし、同じ課内で担当出来る様編成し、12月議会に諮る。
巡回バスの利用状況
8月から町内巡回線のバスが「フリー乗降」を導入したが実績は。
4月から7月迄の平均乗車人数は426人だった。8月は517人で21・4%の増。換算すると8月は22・5人で37・2%の増となり、昨年358人に比べ今年は44・4%の伸び。
※ 一便増等運行変更あり。
戻る
 

 町内視察研修実施


 町内の各種事業視察研修を7月27日行った。事業の内容や設備等の知識はあったものの、現場を見るのはほぼ初めてで、行政の事業の幅の広さや担当者の苦労の一端を垣間見た有意義な視察研修であった。
増水対応等の役割を持つ近代的な町川かんがい用水は町民のライフラインの一部であり、保全管理が重要である。公共下水道事業高瀬浄水苑は悪臭がまったくなく、清潔であり、一度は見る価値がある。
 中ノ郷袖山地区松林保護樹林帯造成事業は松くい虫の被害により伐採した松林跡地に植栽を施したもの。松くい虫被害は東山一帯に広がっており、対策が急がれる現状を示している。
 畑地帯総合整備事業のうち渋田見工区は2.5ヘクタールが貸地として募集中である。滝沢地区の農地・水保全事業として行っている芝植栽は畦管理と草刈りの省力化につながる。
 昼食は活性化施設の「ビストロカモミール」にて好みの料理を食した。
 花見ホタルの里づくりは平成6年に始まり、ホタルは1千匹規模になり、平成19年の来場者は1万1千人にのぼった。
 美しい里づくりとして実施している岡せぎ沿いへの花木植栽は自治会の皆様の苦労により、整備が進んでいる。中島地区のハス植栽田は、株数が増えすぎて対応に苦慮しているものの、可憐な花が暑さを忘れさせてくれる場所となっている。
 広津桜の里づくりは5事業が立ち上がり、地区活性化のため会員を募り活動が進んでいる。
 特別養護老人ホーム高瀬荘は入居希望者の地域性や個々にあった施設の特色を加味し、入居者を選定している。移転した大町警察署池田町警部交番も視察。てるてる坊主の館は入館者増の対策が課題となっている。
町民の皆様、是非とも一度、池田町が進める各事業の現場を見て歩いて下さい。きっと、ふるさとの再発見が出来ると思う。(櫻井康人記)

戻る
 

 研修報告正副常任委員長研修


 去る8月2日、松本市浅間温泉文化センターにおいて、県下62町村中、42町村の正副常任委員長と議運の正副委員長とが参加して研修会が開かれた。当議会からは、6名全員と事務局が参加した。議会常任委員会の歴史的背景と正副委員長の職務権限及び議運について、午前、午後あわせて3時間余に亘り、野村稔氏(元全国都道府県議会議長会、議事調査部長)の講義を聴講した。

 常任委員会制度は、もともと米国で発達した制度であり、定例的な特別委員会が、常任委員会へと変っていった。平成12年以降、委員会設置数の制限はなくなった。
 常任委員は、任期中、長く在任することが望ましいとされているが、条例により、任期を定めることができるようになった。
改選後、又任期中、正副委員長不在事態においては、議長により、委員会が召集され、年長議員が互選を主催する。
 委員長の権限は、
 @議事の整理
 A秩序保持
 B記録の作成
である。更に、定足数の確保、委員席と執行部席の調整等に配慮する。
 委員会は、一問一答方式がよく、方言使用など懇談調がよい。答弁のあげ足とりは良くない。
 この他、委員長は不規則発言に対する注意、注意に従がわない時の退場処分、議題外発言等への措置をとることが出来る。
 賛否の討論は必要に応じて行う。採決は明確に宣告する。可を諮る原則による。委員会では、必ず結論を出す。議長に返上する議決は出来ない。可否同数の時は、委員長が決裁する。
 継続審査は、できるだけ少ない方がいいが、閉会中の突発事案に対処するため、何らかの調査案件を継続とする必要がある。
 委員会の要望、注意事項等は付帯決議として、執行機関を、政治的に拘束することができる。
 又、委員会固有の調査権として、所管事務調査も大切である。
 委員会の傍聴については、ケースバイケースによる。不許可の時は、理由を説明する。
 委員派遣と議員派遣は別である。


議会運営委員会
 担当事務は、
 @議会の運営に関する事項
 A会議規則、議会関係条例に関する事項
 B議長の諮問に関する事項
である。
 議運は、議長と対立する関係にあってはならない。
 議長は、地方自治法第105条に基き出席するが、副議長は、委員外議員として出席するものである。
議運の決定事項には、法的拘束力はないが、議員及び議会は、これを尊重する。

(田中惟人記)
 

戻る

 

  
 池田町・松川村議会議員理事者行政連絡会研修


新任議員研修会に参加

 池田町・松川村議会議員理事者行政連絡会研修会は8月9日午後3時から、松川村役場2階大会議室で行った。
 松川村議会事務局丸山局長を進行役に講師の北アルプス広域連合の小林介護庶務係長が「北アルプス広域圏域の介護保険等について」をテーマに研修会を開いた。
 北アルプス広域連合の介護保険事業については、介護サービスの基盤と利用者数及び居宅介護サービス提供事業者との連携、利用者負担軽減、「井戸端かいご」等の発行、給付の状況など説明があった。現在施設入居待機者300名(のべ人数554名)で、ショートスティが少なかったが銀松苑で緩和されてきた。
 介護審査係の事務については、認定審査会の開催及び要介護認定について担当している。認定のフローチャート、審査会の状況、認定までの期間、認定者数について説明があった。申請から認定までの期間が法では30日以内にしなければならないとあるが、18年度は平均で37日となった。
 介護保険料の徴収について5月31日現在の調定額は6億9千万円を超える。普通徴収の調定額は9千5百万円を超え、未収が84万円あり、収納率は91・78%である。滞納繰越金は1千6百万円ある。
 住民と北アルプス広域連合との関係は多くの取り組みの中で連携しているのが分かる。地域支援事業は地域密着で広域とは離れている。
 障害者自立支援法における利用手続きについては、おおむね流れは介護保険と同じである。なお、大北圏域障害者総合支援センター(スクラム・ネット)は大町市社協へ事業委託している。
 健康審査にかかる「介護保険法」と「高齢者の医療の確保に関する法律」との比較も説明があった。介護保険の平成18年度施行地域支援事業と高齢者の医療に関する法律で、平成20年度施行となる特定健康審査について、どの部分がどちらにかかわるのかの説明があった。制度の比較の勉強の必要を感じた。
 また、平成24年に向けては、特定保健指導について実施率によりペナルティがかかったり、国民健康保険と介護保険がどう関わるかが課題。
 メタボリックシンドロームの該当者及び予備軍の減少率についてもクリアできると加算金がつくなど、行政及び住民が努力することが必要となる。

(内山玲子記)

戻る
 
 善光寺地震の教訓に学ぶ


 9月6日、山ア町長、立野議長、櫻井、桂川議員、役場担当者2名で、長野県民文化会館で行われたシンポジュームに参加した。「地震による土砂災害の教訓を継承し、現代に活かす」をテーマに、善光寺地震報告会、河道閉塞シュミレーション映像上映、小学生の学習発表会、パネルディスカッションが行われた。
 1847年に発生した善光寺地震はマグニチュード7.4、家屋倒壊、火災、土砂災害が発生した。善光寺ご開帳の年と重なり、多くの参詣者が長野を訪れていた。そのため、死者は一万人弱、その災害状況は参詣者によって全国に伝えられた。
 またその地震により、199ヶ所の天然ダムができ、その中で最も大きなダムが犀川にできた。岩倉山が崩壊し、犀川がせき止められ、河道閉塞が発生した。その貯水量は3億トン、奈川渡ダムの2.5倍の量となり、生坂まで水没した。地震発生から20日後、天然ダムが決壊し、水害が発生した。現在の川中島、篠ノ井、松代地区が水没した。
 当時の松代藩主真田幸貫(ゆきつら)は松平定信の次男で、有能な人物であった。地震発生後、松代藩は、即座に幕府から災害復旧のために一万両を借り受け、被災者の救済と災害現場の調査を行った。そのため、当時の資料が他藩に比べ多く残っている。また、二次災害の防止策も行い、水害においても被害を最小限にとどめることができた。現代から見ても、松代藩の危機管理能力は大変高いものであった。
 松代藩の迅速な災害への対応と、被災現場の調査は、現代に多くの教訓と重要な資料を残している。災害発生後の被災者救済、二次災害の防止は現代においても重要な課題である。
私たちは災害の教訓を世代を超えて伝承し、事前に対策を考えておかなくてはならない。
 当時の土砂災害の多くの場所は、美しい棚田として残っている。この美しい風景が、庶民の災害に立ち向かう勇気と、ふるさとを愛するたゆまぬ努力によってできたことに、敬意を表さずにはいられない。

(桂川哲三記)
 

 
 一口メモ


メタボリックシンドローム

生活習慣病の高血圧、高脂血症、糖尿病の共通の原因として内臓脂肪型の肥満が注目され、そのためこれらの疾患を複数もっている状態をメタボリックシンドローム(代謝異常症候群)という。診断基準としてウエスト周囲径が男性85センチ以上、女性90センチ以で、かつ、次のうち2項目以上に該当する場合とされた。

@最高血圧130mmHg以上
最低血圧85mmHg以上
A空腹時血糖値110mg/dl以上
B中性脂肪値150mg/dl以上
HDLコレステロール値40mg/dl未満
 

 
 議会を傍聴して


 私はテレビの国会中継を時々みております。
 前々から折があったら町の議会を傍聴したいと思っておりました。
 今回初めて9月20日の午後の途中から一般質問を傍聴しました。
 午後の質問議員は5名で、はじめの方が質問した事に対し、行政担当者が答えているところでした。
 その後質問された内容は、来年4月から始まる医療制度変更に伴う問題点やごみの問題、環境問題と不法投棄監視連絡員に関する事、カラスや山の動物による農作物の鳥獣被害対策について等の他、伝統文化の継承保護についてや観光振興、元気な高齢者への生きがい対策など多岐にわたる質問があり、行政の担当者が一つひとつ細かな答弁をしておりました。
 福祉の充実で、介護認定された方々の事を大切にする事は当然ですが、今後は家にこもりがちな高齢者が手芸やお話、又ちょっとした料理をしてすごせる場所があればいいと私は思っておりましたところ、今回の質問者の答弁として、福祉会館の一部屋を開放すると担当者から説明がありました。念願がかなったので友達と誘い合って利用したいと思います。
 今回の選挙から議員の定数が12名に減りました。そのうち女性議員は4名ですが、私は女性議員はもっと増えて、女性の声を町政に生かしてほしいと思っています。
今回の傍聴者は少なかったですが、町民の声が町政に反映されているか知る事が出来る議会の傍聴に多くの方々が関心をもってほしいと思いました。

戻る