3月定例会


−大幅な財源不足を歳出で厳しく抑制−

 3月定例会は8日から16日までの会期で開催されました。19年度一般会計予算、18年度一般会計補正予算等35議案が提出され、いずれも原案どおり可決しました。
 請願、陳情4件を採択し、発議を含めて意見書2件を国の関係機関へ提出しました。
 吾妻町団地の陳情継続審査は趣旨採択とし、一般質問は8名の議員が行いました。
 

歳入

 税源移譲等、税制改正により町税が17.7%増の10億4千200万円、地方交付税は、0.7%減の16億6千700万円を見込み、繰入金1億6千万円を財政調整基金から取り崩し、町債は12.8%減の2億4千800万円を見込み編成された。

歳出

主な事業に次の予算を計上した。
☆中学校就学前までの医療費の拡大など福祉医療費、1千万円増額
☆不妊治療補助金、30万円
☆元気な町づくり事業補助金、前年比60万円増額
☆戸籍管理システム導入委託料、1千890万円
☆消防費としてバイク隊に98万円、小型ポンプ2基で340万円
☆防災対策費として、ハザードマップ作成に450万円
☆会染小学校プール塗装工事310万円
☆会染小学校30人規模学級学級負担金183万円
☆旧ごみ収集組合焼却場解体費、町負担分3千77万円

その他の主な条例改正
 

☆議会常任委員会の名称および委員定数。
「総務福祉」、「振興文教」の2委員会とし、定数をそれぞれ6人とする。
☆助役を廃止し、「副町長」を1名置く。
☆「福祉会館」の管理は指定管理者制度を導入。

臨時会

◇1月22日臨時会が開かれ、池田町固定資産評価審査委員に次の方が選任された。
川上 治作 委員(滝沢)
鬼窪 隆則 委員(吾妻町)
上原 千栄子 委員(林中)
◇2月16日臨時会が開かれ、活性化施設備品費2千4百67万5千円の契約を決議した。

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総括質疑 Q&A

○公共施設使用料徴収条例の全部改正について

新しい条例実施で利用への影響をどう見るか。
若干の利用の落ち込みはあると予測される。今後周知をはかり利用促進について検討していく。

○平成19年度一般会計予算について

町税が増収になっているが、住民にとっては負担増になってくる。国保税や介護保険料への影響はどうか。
19年度の所得税の定率減税が20%から10%に下がったので、その分19年の住民税に上乗せになったため、町税の増が見込まれる。国保税や介護保険料への影響はない。
障害者控除は、障害者手帳がなくても受けられるのか。
手帳がなくても要介護1・2については同様に扱う。寝たきり者は手帳を持っていない人が多いが、認定台帳を元に同じように扱っている。
法人税増額の根拠と見通しを聞きたい。
18年の徴収実績から算定している。今後ものその実績8千500万円を超える見通しで推移していくと思う。
旧ごみ収集組合焼却場跡地はどうなっているのか。
池田町松川村両町村の負担割合が決められて登記されている。利用については今後検討する。
バス運行の巡回線アンケート結果を、どう生かしていくのか。将来予測を含めて聞きたい。
利用者は14%程度であるが、今後10年で利用対象者は増えると予想している。
「どのようにすれば利用してみたいか」の問いの上位3つの答えの中で、路線上のフリー乗降について検討中である。将来的には、※1デマンド方式やタクシー券の交付等も研究していきたい。
※2ハザードマップには、危険箇所や待避場も入れるのか。
 家庭でも保管や利用し易いものに工夫されたい。
今回は河川災害のみで、高瀬川水系が指定になった。高瀬川が決壊した場合の被害のシミュレーションをするもので、待避、誘導の方法や場所等について示していく予定である。ダイジェスト版を全戸配布の予定で、常に関心を持ってもらえるものにしていきたい。
当町としては山間地を抱えている。それらを含めたハザードマップ作りをどう考えているか。
町面積の3分の2は山間地で危険箇所が多い。総合的に作ることも考えているが、適当な補助事業等あるか検討している。
高瀬荘の建て替えについては、お金がかからず入居できる施設ということで、残してほしいとの要望が強いがどうか。
大北社会福祉協議会としては、高瀬荘の建て替えが必要という前提で、19年度に敷地のめどをつけ、20年中に実施したいとしている。
出産祝金は5万円が4万円になったものであるが、引き上げる予定は。
厳しい財政の中19年には復活できなかったが、今後検討していきたい。
障害者自立支援法の施行で、共同作業所などの利用の見直しがされるとのことであるが、どのようになるのか。
国の施策で大幅に軽減されることになった。個人負担の上限が低所得1で3千750円に、低所得2段階で6千150円になる。
 通所の関係では、今まで1日通所すれば1か月の算定にされたが、今回から日割計算になった。国民の要望が強く、従前の9割の金額を保障していくことになった。
介護保険の給付額が減ったというのはなぜか。また当町の介護保険からはずれた人はどの位か。
法改正でかなりの給付額が減ったときの報告を受けている。特に減ったのは要介護認定者数の減少とベッド、車椅子の貸し出し等による減額である。
 当町の介護認定状況は、認定を受けた人484人 要支援1が32人 要支援2が59人 経過措置18人である。
 介護保険からはずれた人数については、正確なところはつかめない状況である。
総合福祉センター入浴料について、券を買わずに入るとか、一般の人が高齢者で入るとかがある。もっと良心的に対応してもらえる手だてを。
きちんと行ってもらえるよう更に努めたい。
土地改良区の事務支援について聞きたい。
町は事務について全面的に補助していく。改良区職員2名中(1名退職)1名は役場で事務を担当してもらう。

○平成19年下水道事業特別会計予算について

近隣自治体に比して当町の使用料は高いのに、更に料金の引き上げもあり際立っている理由はなにか。
当町では水洗化を早く進めたいということで、平成7年9年で2つの農業集落排水事業を行い、処理場が2つあること。すべて整備が終わると維持管理費と元利償還で費用が増えてくる段階に入ることなどによる。他市町村でも工事が完了すれば、当然上がってくると思う。
 将来的には受益者負担と町負担とを、50対50にしていくということである。
※1 デマンド方式
 利用者が乗車場所、目的地を電話予約して、自宅から目的地まで送迎するシステム。
※2 ハザードマップ
 災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したもの。被害程度や避難場所などの情報が地図上に図示されている。

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賛成討論

○国の政策が不透明の中、一般会計は予算は昨年度比1.1%増とした。各所に歳出の切り詰めの後が見られるが、中学就学前までの医療費無料化、不妊治療費の一部助成、戸籍管理システムの予算化、防災対策では「ハザードマップ作成事業」消防団のバイク隊の設置、女性団員の登用など評価したい。
○国が地方財政の歳出の抑制を厳しく求めてきている。当町では、大型事業の借入金の返済が財政を圧迫している。19年度の予算編成に当たり、「行財政集中プラン」「まちづくり推進プラン」により、歳出の削減、効果の高い事業の選択、また公共施設使用料金を見直し、利用者負担を原則とした料金体系にするなど努力している。
○子育て支援サービスへの取り組みなど福祉の町にふさわしい事業を推進している。
○税制改革により町税が1億5千600万円増となっている。反面、地方交付税が削減され厳しい財政運営が求められている。予算編成にあたり、アレルギー対応給食の実施、30人規模学級の継続、子育て支援センターの充実など評価する。
 また「元気なまちづくり事業」予算の増額は自治会の活性化につながる。さらにパートナー制度の充実を要望する。
 町営バスのフリー乗車、デマンド方式など利用しやすい運営を検討されたい。
○工場誘致特別会計が休止していたが、企業誘致のための研究調査費を計上したことは、町の活性化につながる。大いに進めてほしい。

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陳情・請願


◎採択したもの
☆平成19年度税制改正に関する要望について
陳情者・・・社団法人 大北法人会 池田支部長 赤田 弥久治
☆障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書提出を求める陳情について
陳情者・・・大北聴覚障害者協会 会長 山田 明
☆「公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民生活の「安心・安全」の確立を求める意見書」提出に関する陳情について
陳情者・・・長野県国家公務員労働組合共闘会議 議長 佐藤 幸男

◎趣旨採択したもの
☆し尿収集許可業者の転廃業に関わる助成金についての要望について
要望者・・・安筑清掃組合業者 (有)木村設業 木村 潤 他5名
☆吾妻町団地内の運動場・集会施設処分について
要望者・・・池田町吾妻町団地購入者 有志代表 荒木 宏治

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