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池田町の祭り 【池田地区】

[2017年3月31日]

ID:561

池田町の祭り 【 池田地区 】

(1) 池田八幡神社(池田)

境内に並ぶ8台の舞台

先頭を歩く同義会

地区を巡る舞台

浦安の舞

奉納相撲

2日目の船曳き

祭りの終わり、祭典旗を掲げる同義会

【鎮座地】池田
【例大祭の時期】9月23日・24日
【例大祭の内容】神事、舞台曳き、舟曳き、浦安の舞、奉納相撲


 池田八幡神社は、社伝では天正年間の400年ほど前、京都石清水男山(こわしみずおとこやま)八幡宮より勧進とありますが、江戸時代の初期に安曇野市明科の押野崎から迎えられたとの記録が残っています。

 現在の八幡神社は、明治末の合祀令が出されたときに、当時一丁目にあった十二神社を合祀したものです。そのため、2つそれぞれの祭りを今でも行っています。

 9月23日(1日目)は十二神社の祭りで、9月24日(2日目)は八幡神社の祭りです。1日目は舞台曳きと浦安の舞を行い、2日目は舟曳き、奉納相撲、浦安の舞を行います。

○9月23日(1日目)
 地域の若者による「同義会」が先頭に立ち、各町内の氏子たちが、八幡神社まで舞台を曳きます。祭りが始まった当初、舞台は2台のみでしたが、養蚕が盛んになり、池田の町が特に勢いが出た頃に8台の舞台が揃えられました。曲がり角での舞台の迫力が特に見どころです。夕暮れから夜にかけて、舞台は大通りを通って八幡神社に向かいます。舞台が神社に近づくにつれ、祭りはだんだんと盛り上がりを高めていきます。
 境内の入り口で、氏子総代と舞姫が、同義会の祭典旗を出迎え、一緒に本殿に向かい、祭りの神事に望みます。本殿では神様と喜びを分かち合うために「浦安の舞」が奉納されます。本殿で浦安の舞が行われている間に、8台の舞台が次々と入ってきます。ここが1日目の祭りのクライマックスです。夜の神社にライトアップされた8台の舞台が揃う様子は圧巻です。

○9月24日(2日目)
 同義会が先頭にたち、2艘の舟を曳いて町内を巡りながら池田八幡神社へと向かいます。舟を曳いて町内を巡ることで、神様をお迎えし、さまざまな「悪」を追い払い、日々の豊かな暮らしを祈ります。そのため、神社に向かう道中に福祉施設や町の施設などにも回り、祭りの時間をたくさんの人と分かち合います。
 舟は元々、担ぎ舟を人夫を頼んでお金を払って曳行してもらっていました。大正元年(1912)に若者たちの同義会が発足した際に舟の制作・曳行と奉納相撲を同義会で行うようになり、その翌年の大正二年(1913)に現在のように車輪付きの舟になりました。
 舟が町内を巡っているころ神社では奉納相撲と1日目に続き浦安の舞が行われます。奉納相撲は子どもの健康を祈るための行事です。境内にある土俵で、迫力ある相撲が見られます。境内での行事が終わるころに、同義会の若者たちと2艘の舟が一緒に神社に帰ってきます。祭典旗を掲げ、舞台と舟を先導した同義会は、最後に舟と共に神社に入り、祭典旗を無事に納めて例大祭を締めくくります。

池田八幡神社の舞台

 池田八幡神社の祭りでは、舞台曳きがみられます。そのときにそれぞれの旧町内が、太鼓や笛などによるお囃子を奏でながら曳くのが舞台です。
 八幡神社境内には8つの町内がそれぞれ舞台小屋を持っています。その中に町内ごとにさまざまに飾った舞台があります。
 舞台は2段(三丁目は3段)になっていて、上の段には、幕を張り、提灯を飾ります。中には町内ごとに違う人形や御幣が祀られています。上の段には同義会の青年が、下の段にはお囃子をする子どもたちが乗るところがあります。お囃子は町内ごとに違う、いろいろな曲があります。近づいて聞き比べてみましょう。

  この8台の舞台の曳行は、県下一立派と言われるほどの賑わいを見せます。


(1)豊町(横町)
【特徴】
彫刻の額縁、四本の柱、勾欄(欄干)が朱色(本漆)で塗られています。
屋根の上に飾られている破風の彫刻の細やかさがみどころです。
【人形】
歌舞伎や狂言にも出てくる翁「三番叟(さんばそう)」。
160年以上の歴史がある貴重なものです。


(2)一丁目(下町)
【特徴】
松本で使われた舞台を明治27年に購入。
舞台全面にほどこされた波、亀の彫刻が見どころです。
【人形】
日本初代の天皇とされる伝説上の人物「神武天皇」。
大正2年作と伝えられています。


(3)吾妻町
【特徴】
制作・購入時期は不明です。
昔、吾妻座に保管されていましたが、昭和10年から池田八幡神社の境内の舞台小屋に保管されるようになりました。
【人形】
人形ではなく御幣(ごへい)が飾られています。
御幣とは、昔、神様に絹や植物で作った織物を供えていたのが変化して紙や金箔になったものです。


(4)東町
【特徴】
昭和25~26年ごろ、2台の舞台を購入、1つに作り替えられたと言われています。
上段の四方に雲や龍、鳳凰の見事な彫刻があります。
【人形】
人形ではなく、御幣が飾られています。


(5)二丁目(中町)
【特徴】
明治34年制作で、100年以上の歴史があります。舞台前面の彫刻がみどころです。
【人形】
鬼退治、城作りで有名な「加藤清正」が飾られています。
兜、鎧を身に付け、槍をもった勇壮な姿が見どころです。


(6)三丁目(上町)
【特徴】
明治19年、高崎市で制作。町内の舞台で唯一、人形を上げ下げでき、神社到着時には弁財天を最高点まで上げて照明にて映し出すことができます。
【人形】
「弁財天」が飾られています。
日本では、七福神の一人で財宝の神様として知られています。


(7)四丁目(安良町)
【特徴】
江戸後期につくられた舞台とされています。
その後、大正中頃に修理がなされたようです。
【人形】
「大黒天」が飾られています。穏やかな笑顔で、舞台の上から町民を見つめ、大きな袋に苦労を吸い取って背負い、打ち出の小槌で怠け心や弱い心を打ち払ってくれると言い伝えられています。


(8)五丁目
【特徴】
昭和22年に地元五丁目の職人と住民が協力して作り上げた舞台です。
平成15年の改修で現在の舞台に生まれ変わりました。
【人形】
「楠木正成」が飾られています。
舞台小屋の扉には、太平記の逸話、楠木正成と息子が戦いに行くときの場面「桜井の別れ」が描かれています。

(2) 三嶋神社(堀之内)

祭りのときの鳥居

船曳き

木の花舞

【鎮座地】堀之内
【例大祭の時期】9月22日・23日
【例大祭の内容】神事、舟曳き、木の花舞


 三嶋神社の創立年月日は不詳ですが、元亀2年(1571)頃に愛媛県今治市大三島町の大山祇神社より分霊したと明治時代の記録があります。
 祀られているのは「大山祇命(おおやまつみのみこと)」で、大きな山の神様のことです。
 例大祭の神事で「舟曳き」を行うことと、「木(こ)の花舞」を舞うことが、この神社の特徴です。
 「木の花舞」は、昭和15年(1940)頃に白馬村から講師を招いて習ったのが始まりで、右手に扇、左手に桜の造花を掲(かか)げて舞います。

(3) 竈(かまど)神社(正科)

前日の夜、厳かに神事が行われます

岡崎踊り 岡崎宿の遊女と庭掃きの丁稚

獅子頭は丸みをおびてます
他の神社の獅子頭と比べて作られた時期が古いものと思われます

池田八幡神社以外で唯一舞台を曳きます

【鎮座地】正科
【例大祭の時期】敬老の日とその前日
【例大祭の内容】神事、舞台曳き、舟曳き、獅子舞、岡崎踊り
 

 元禄8年(1695)に建てられたという記録が残されている神社です。そこには「荒神」と記されています。
 「荒神」とは台所の神様とされています。屋内の火の神または火伏せの神として“かまど”に住む神様とされています。奈良時代から始まった、神仏習合により生まれた神様です。
 竈神社の特殊神事として、舞台曳き、舟曳き、獅子舞、岡崎踊りがあります。

 岡崎踊りは、絶世の美女と噂された遊女と丁稚奉公の醜男(容姿が悪い男)の恋物語を踊ったものです。

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